1月18日、埼玉西武ライオンズが新外国人「バーチ・スミス」投手の獲得を発表しました。
今回ここでは、今分かっている彼の情報を紹介したいと思います!
プロフィール
1990年4月12日、アメリカ合衆国テキサス州生まれの31歳。
身長193cm、体重102kg、右投右打。
2011年、MLBドラフト14巡目でサンディエゴ・パドレスから指名され、傘下のアリゾナリーグ・パドレスでプロデビューを飾る。
2013年、パドレスとメジャー契約を結びレイズ戦にて先発起用でメジャーデビュー。
その年メジャーで
10試合(先発7登板)に登板し1勝3敗、防御率6.44、46奪三振。
2014年、怪我に泣かされ12月レイズ傘下にトレード。
2015年にはトミージョン手術を受け、15年、16年と2年間登板なし。
2017年オフにロイヤルズに移籍し、2018年はメジャーで
38試合(先発6登板)に登板し1勝6敗、防御率6.92、77奪三振。
オフにFAとなる。
2019年にブルワーズ、ジャイアンツを経て、2020年に金銭トレードでアスレチックスに移籍。
6試合(先発登板なし)に登板し2勝0敗1セーブ、防御率2.25、13奪三振。
2021年は
31試合(先発登板なし)に登板し1勝1敗4ホールド、防御率5.40、28奪三振。
オフにFAで2022年シーズンより埼玉西武ライオンズに移籍が決まり、先発での起用が明言されている。
特徴
長身からスリークォーター気味に投げ込む速球が武器の本格派右腕。
球種は平均150キロの4シーム、カーブ、チェンジアップ、スライダーの4球種。
球威があり高めの速球で空振りが取れ、縦に大きく割れるカーブや沈みこむチェンジアップでタイミングを外すこともできる。
フォームを見ると上体があまりぶれないのでストライクが入らず大崩れするタイプではなさそうです。
成績
年 | 登板数 | 先発 | 勝利 | 敗戦 | ホールド | セーブ | 投球回 | 与四球 | 与死球 | 暴投 | 奪三振 | 防御率 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2013 | 10 | 7 | 1 | 3 | 0 | 0 | 36.1 | 21 | 0 | 0 | 46 | 6.44 | 1.65 |
2018 | 38 | 6 | 1 | 6 | 1 | 0 | 78.0 | 40 | 4 | 0 | 77 | 6.92 | 1.67 |
2019 | 17 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 21.1 | 14 | 1 | 1 | 20 | 5.48 | 1.88 |
2020 | 6 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 12.0 | 1 | 0 | 0 | 13 | 2.25 | 0.67 |
2021 | 31 | 0 | 1 | 1 | 4 | 0 | 43.1 | 11 | 1 | 2 | 28 | 5.40 | 1.39 |
通算 | 102 | 13 | 5 | 11 | 5 | 1 | 191.0 | 87 | 6 | 3 | 184 | 6.03 | 1.56 |
赤文字はキャリアハイ 青文字はワースト *2020年は登板数が少ないため防御率、WHIPを赤にしていません。
2021年は防御率、WHIP共にキャリアハイで登板数も2018年に次ぐ数字になっているところを見ると調子も良さそうに感じます。
しかし奪三振率が昨シーズンから低下しているのはとても気になるところ、、、。
ライオンズでは先発起用が明言されていますが、メジャーでは2018年を最後に先発していないのでスタミナ面などの不安はありそうです。
ライオンズファンなら、つい気になってしまうのが「コントロール!」
ということで今回は定番の項目とプラスで、「与四球」「与死球」「暴投」の3つを加えたデータにしています!
2018年はちょっと四死球数が気になりますが、昨シーズンにはかなり改善しているので問題なさそうです。
しかし見方によっては先発登板数と比例しているようにも見えるのはちょっと心配、、、。
まとめ
今回は今オフのライオンズ5人目の助っ人バーチ・スミス 選手について書かせて頂きました。
ちゃんとメジャー実績もあり個人的にはエンス選手と共に来シーズンかなり期待できる選手ではないかと思っています!
投手層も厚くなり来シーズンが益々楽しみですね!
https://news.yahoo.co.jp/articles/360fbeaffdeae78ab37dccf53127f96bd4f07c13
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